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共働き家庭でできる小学校受験の準備

共働き家庭では受験向けの教室に毎日通うことは難しいので、普段の日常生活でできる受験に向けた訓練を考えます。小学校受験の科目にはペーパー試験、体操、絵画・工作、集団行動観察などがありますが、共通して審査されるのは「目的を把握し、指示を理解し、ルールをしっかり守れるか」です。例を挙げると「工作で作ったものを使い、みんなでゲームをする」という試験では、ゲームに熱中しても、初めに決められたルールを忘れずに守れるかを見られます。入学後の集団生活で影響する能力で、日常生活でも訓練をすることは可能です。例えば夕食前におもちゃを片付け、手洗い、お箸を並べ、食事ができるまで待つという生活上の指示をまとめて伝えます。5歳前後の子どもには、楽しみを我慢してルールを身に付ける良い訓練になります。

新しい知識を定着させる

子どもが新しく覚えた知識を定着させるには、その内容をクイズ形式にして出すのも効果的です。子どもと歩いていて見つけた花の名前を教えてあげるときに、子どもの口から花の名前を言わせます。口に出すことで記憶に留まりやすくなるので、後から「この花の名前は何?」とクイズに出してみます。答えられるまで何度か繰り返すことで、子どもに知識が定着して行きます。絵本を読んだあとに、お話しの内容についてクイズにするのも良いと思います。教わったことを後から確認される習慣ができると、子どもも緊張感を持って記憶する努力をします。普段からそういう習慣が身に付くと、知識の量も質も大きく違ってきます。大人の話を注意深く聞いて覚え、後から質問されて答えられる力は、実際の小学校受験でも生きてきます。

できたら褒めて勉強を楽しませる

小学校受験に向けた訓練方法はさまざまありますが、全てにおいて大切なことがあります。それは子どもがきちんとできたら、大げさなくらい喜んで褒めてあげることです。子どもたちはお父さんやお母さんが大好きなので、大好きな人が喜んで褒めてくれる喜びが、「次もがんばるぞ」「もっと上手になって驚かせたい」という意欲を生みます。子どもが一生懸命努力しているときは、その一つひとつの頑張りを褒めてください。逆にできなかったときは、なぜできなかったのか、忘れてしまったのかを振り返る機会にします。「また頑張ろうね」と挽回するチャンスを与えて、どうしたら上手くできるのか、分かるように教えてあげることです。子どもが訓練自体をイヤがらないよう、日々の生活に上手に訓練を取り入れ、できるようになる楽しみを持たせてあげてください。